平成19年月8度           葉  月   


     大型台風5号が日本に近づいており 上陸の恐れあり
     8月に入ったとたんに「クマゼミ」の鳴き声が聞けるようになったが 
    空気が比較的冷たいので我が家では未だに「エアコン」は使っていない
     
     こらから各地で祭りや花火大会が行われるので楽しみである


  伊崎の竿飛び (H19.8.1)

     琵琶湖に突き出した角材約13メートルの先から7メートル下の湖に飛び込む
     この場所から無断で飛び込み事故を起こし 昨年は中止されていたが 今年からは
     比叡山延暦寺の100日回峯行の経験者4人による実施となった
     写真を撮る場所も制限され 縦位置になって残念


                                 伊崎の竿とび クリックしてください




  大中のひまわり

     近江八幡の休耕田では例年「ひまわり畑」が見られるが 今年はいくら探してもない
     わずかに「大中」でひまわり畑があったのでカメラに収めた



 百日紅三題


  八幡堀の百日紅

     八幡堀に架かる橋のたもとに百日紅が満開となっている



 滋賀別院の百日紅

     石積みと城壁が映える延暦寺の寺院
     門跡寺院でもある滋賀門跡の庭に樹齢を重ねた百日紅が事務所玄関のガラス戸に
     美しく映えていた


 醒ヶ井 地蔵川の百日紅



 梅干干し

     強い太陽の下 梅干がザルにきれいに並べられて日干しされていた


 キノコ

     三島池の周りの大木にキノコが生えていた


 根性ユリ

     根性○○と言われるものが各地でもてはやされたが 近くの路上でアスファルトと縁石
     の隙間からユリが元気に花を咲かせている


 合歓の木

     合歓の木の花が満開
     場所によって6月から9月頃まで公園や山で見られる

野生種

園芸種


 ムクゲ

     夏な花の一つ ムクゲ
     白やピンクの花をさわやかに咲かせている


 芙 蓉

     伊吹の姉川沿いに植えられている芙蓉


 正明寺万灯会 (H18.8.5〜15)

     正明寺はもともと延暦寺系の寺院であったが 戦国時代の戦火で焼失
     日野商人の経済力と村人の信仰により 江戸時代に後水尾上皇の後ろ盾も得て
     造営中の京都御所内の古材や御所の建物をそのまま移築し
     黄檗禅の高僧を迎えての寺院となった
     正明寺より黄檗管長なった禅師は当山開山(龍渓禅師)を含め4名が出ている古刹

     万灯会は5日〜15日の間行われ 桃山時代の建築様式の本堂と提灯・灯篭のあかり
     に心が落ち着く


 飼料の刈り取り

     滋賀県畜産技術振興センター横の農地で飼料の刈り込みが行われていた
     北海道では良く見られる光景であるが ここ滋賀県下で見られるのはめずらしい


 火振り祭り    (H19・8・14)

     日野 松尾で行われる火振り祭り
     今年は松明の数が多いように感じられた 松明を持った住人が長い列をなして
     神社からお旅所のひばり野へ向かう
     老松に向かって一斉松明を投げる
     年々 松明が投げられる数が少なく これも人間の体力の低下が ものを遠くへ
     投げる力が弱まっている証拠かもしれない


 白鳥神社まんどう (H19・8・15)
 
     東近江市市原野町のまんどう
     1200年前から引き継がれている伝統行事
     数え年の7歳から15歳までが主役で 白鳥神社で受けた火種で松明に点火し
     小さい松明は担いで走ったり 振り回したりし 直径2メートルを越す大松明は大人たち
     に数人により担がれて広場に運ばれる
     燃え盛る松明は数人によって支えられ 降りしきる火の粉を受ける
     火の粉から身を守るために ホースやバケツで頭から絶えず水を浴びせる ずぶぬれに
     なる
     こうしたお盆の行事が 小さな一集落で延々と引き継がれている

                                 白鳥神社まんどうクリックしてください


 杣川の夏祭り (H19・8・16)

     甲賀市貴生川で杣川夏祭りが行われた
     飯道山行者講による「護摩だき」と燈籠流し そしと花火が打ち上げられ 
     盂蘭盆法要が盛大に行われた

                        杣川を流れる燈籠と打ち上げ花火


 伊 吹 山  (H19・8・19)

     伊吹山には今年7月と8月の二回泊り込みで出かけて 季節の花の写真を撮りに
     行きましたが7月は濃霧 8月は薄い霧で残念ながら空振りです
     今は夏の花の季節で 遠方から観光バスやマイカーで多くの方が見え 登山道は
     頂上まで人の列が続いていました
     スッキリした天気ならば最高のハズが残念でした
     また 山頂の駐車場に近い遠くの山々が見渡せる場所には 10名位のカメラマンが 
     何時現れるか判らない猛禽の「イヌワシ」が飛来するのを気長に待っておられました
     (数日待っても現れないことが多いとか)

                                伊吹山の花  クリックしてください




 ダリア  (日野ダリア園 : H19・8・22)

     日野ダリア園では色とりどりの珍しいダリアが見ごろを迎えている
     ただし 連日の日照りで花弁が相当に痛んでいるが これから涼しくなるにつれて
     鮮やかな花を見ることが出来るようになることを期待している

                                  ダ リ ア クリックしてください

                                ショーンテル


 引接寺の万灯会 (H19・8・22)

     激しい雷雨で開催が危ぶまれた恒例の万灯会であったが 小雨の中実施された
     荒れ果て 埋もれていた石仏を一ヶ所集めこの行事が始まったとのこと 
     一体一体の石仏の前にロウソクを灯し 参拝者がお祈りし「家内安全」等を祈願する
     



 びわ湖ヨシたいまつまつり  (近江八幡 長命寺川   H19・8・25)

     びわ湖周辺の7ヶ所の会場で行われる「びわ湖まつり2007」のフィナーレを飾るイベント
     びわ湖の水質保全に寄与する「ヨシ」に感謝を込め ヨシで作った松明に火を灯し 夕闇に
     炎と水とが織りなす幻想の世界を楽しむ

                        長命寺川に映し出された松明の明かり

                         松明の準備作業中を観光遊覧船が行く

                      近くの小学校の生徒による「ヨシ笛」演奏


点火がれた松明

 ム ベ  (江八幡市の北津田町 H19・8・25)

     アケビ科の低木「ムベ」

     天智天皇が蒲生野に狩りに出かけたおり この地で、8人の男子を持つ
     健康な老夫婦に出会った。
 その訳を尋ねたところ この地で取れる珍しい
     果物が無病長寿の霊果であり、毎年秋にこれを食するためと答えた。
     賞味した天皇は「むべなるかな(いかにももっともなことであるなあ)」と得心した
     といわれることからこの名がついた
     毎年天皇に献上されているとのこと



 石塔寺万灯会 (H19.8・26)

     石塔寺(いしどうじ)は、天台宗の寺院で 山号は阿育王山(あしょかおうざん)
     境内には、阿育王塔と呼ばれる石造三重塔を中心に、数万基の石塔や石仏が並び
     毎年8月末には、「石塔フェスティバル(石塔寺万燈祭)」が開かれ、
     石塔と石仏に献灯が行われる