平成19年月1度             睦  月

 初 詣

     快晴に恵まれた元日、野洲市中主(ちゅうず)にある兵主大社(ひょうずたいしゃ)に
     初詣に出かけた
     近郷の人々が多く参拝に出かけられそれぞれ家内安全、健康祈願とうのお祈りを
     されていた



参拝するのに順番を待つ
多くの家族連れ


甘酒の振る舞いに感謝

 元旦行事

     元旦に付きもの行事あれこれ



恒例となっているホテル
での餅つき大会


親子で書初め


 快晴の日

     気持ちの良い快晴の日であった
     幸いにも山に雪が積っており絶好のカメラチャンス  



沖島と長命寺の奥に
雪を被った伊吹山が見える


雪を被ったビワコバレー



琵琶湖に仕掛けられたエリ



雪山と寒咲き菜の花を前に
望遠レンズで何を狙う

 

     今年初めてのスキーに行った帰り 偶然にも積った雪の上に影が長く映った
     構図が面白かったので カメラを首からぶら下げ 自動シャッターにて自分の影を
     撮影してみた


 白王の水行(しらおうのすいぎょう)

     近江八幡市白王町内で行われる白王の水行
     褌姿に腰蓑 そしてワラジ履きで大きな数珠を首に掛けた町人2人が「南無行者不動」
     と大声で唱えながら無病息災を祈り各家庭の軒先に並べられたバケツの水を次々に
     頭からかぶって町内を駆け抜けて行く
     面白いのは当日誰がこの行を行うか決まっていないこと
     定刻前に集まった町人の中から「お前やれ」の一言で決まるようだ
     若者が少なくなり 行を行う者がいなくなって 同じ人が交代で行うようだ
     今年の担当は37歳の人(因みに 昨年家を新築されたのが決定の理由)と51歳の二人
     水行を行う人が町内約700メートルを駆け抜けて行くので カメラマンも必死で追っかけるが
     写真は後ろ姿ばかり
     起源は奈良・大峰山の行者講の修行として明治初期から続いているそうです

                                          白王の水行クリックしてください


 葦の整理作業と葦刈り

     葦は近江八幡の名産品 現在は安価な中国品に押されて大変だそうだ
     また 職人もいなくなりこの先どうなるのか大変心配である
     国産の高級品は主に京都祇園など料亭などで使用されるそうである








 弓取りの神事(1/7)

     近江八幡市丸山町内にある「丸山神社」で弓取りの神事が雪の降る中で行われた
     古老たちは熊野神社と呼んでいるが いつからこう呼ばれているのかは不明
     滋賀県下では蒲生郡日野町熊野の熊野神社の「弓取りの神事」が民族学上非常に重要な
     祭りと言われている
     



急な階段を登って来た関係者


引き手の二人が弓を取る


拝殿から外に向かって掛け声を
かけながら矢を射る形をとる


さらに的に向かって掛け声をかけ
矢を射る形をとる
この後この的と矢をくるめて
神主が神殿に奉納する

 野鳥観察

     早朝から野鳥観察(主に写真撮影)に沢山の人が琵琶湖湖畔に訪れています
     早い人は午前6時には到着して 朝日が昇って(午前7時頃)コハクチョウが飛来するのを
     待っています
     TV局やラジオ局など報道機関もよく訪れて報道されています

                                        コハクチョウ クリックしてください



定年後の趣味?
皆高価なカメラで鳥の飛来を待っている


今日はMBSラジオの生中継あり
左から3人目が南気象予報士
丁度コハクチョウが集団で飛来した


朝日に映えて飛行する
コハクチョウ


頭上を飛行すると青空に
映えて美しい


着水するコハクチョウの群れ


着水する直前のコハクチョウ
姿が亀の様で格好悪い

   コハクチョウ
  飛来から着水の様子 

                                     於:草津志那(H19.1.16撮影)


     コハクチョウは 群れをなしてネグラ(今日は草津川河口)から餌場に飛来してくる
     天候によって上空を高く飛来してくる場合と 低空で飛来してくる場合があるが
     その条件が判らない
     空が明るんだ7時15分前後 群れをなして飛来し 餌場に着水するが 大体において
     撮影条件が悪いので なかなか上手く取れない(ピントが合い難く全体にボケる)
     飛来から着水の様子が判れば良しとしてほしい





 伊勢神楽

     毎年1月11日には伊勢神楽の一行が訪れて 地元の旧家を回っています
     「加藤孫太夫」一座だそうです 古式の獅子舞を各家の庭先で舞って家内安全・健康祈願を
     



次の奉納先へ移動中の
「加藤孫太夫一座」


獅子舞の奉納(1)


獅子舞の奉納(2)


横笛を吹く少年

 守山の火まつり

   守山市では「勝部の火まつり」と「吉見の火まつり」が1月の第二土曜日に行われます
   県の無形民族文化財に選択される勇壮な火まつりです
   勝部は観光化が進み TV報道もされるほどで多くの人を集め 足の踏み場もない位混雑します
   今年は「吉見」に絞って見学しました
   なお 吉見が大蛇の 勝部が大蛇の胴体 瀬田の建部神社が大蛇の に見立てた
   大松明に点火します
   したがって 勝部は吉見が点火されたことを電話で確認した後に点火されます
   (神主は勝部神社から吉見神社に来て関係者のお払いを済ませて勝部に戻ります)  


                                       守山の火まつりクリックしてください



点火された大松明

 左義長(どんど焼き)

     1月14日から15日に刈り取り跡の残る田んぼなどに3〜4本の竹で組み 門松や飾り 
     書初めなどを持ち込んで焼く
     子供たちが2〜3日前から準備しており 私の住んでいる場所では14日の夕方5時から
     点火された
     三上山をバックに燃え盛る様子は正月に迎えた歳神を炎と共に見送るにふさわしい
     民族的な習俗といえる



組み立てられ夕日に映える左義長
バックは三上山


点火された左義長


「ポンポン」と音をたてて青竹が爆ぜる
ことから「爆竹」といわれることもある


村人が集まって燃え尽きる
のを見守る

 長命寺とその界隈

     長命寺は長命寺山(333m)の山腹(約250m)にあり 八〇八段の石段を登る
     西国三十一番札所であるが脇に山麓より山上まで自動車登山道がある
     平安時代前期に寺院の基盤が出来たとされ 現在の社殿は戦国時代中期に兵火で
     焼失した後 再建されたもの
     本尊は千手十一面観世音菩薩で「健康長寿」「無病息災」を授かる観音様である
     



山門は簡素な門構えである




鐘楼より望む
「三重塔」「本堂」「三仏堂」
「護法権現社拝殿」


左奥は鐘楼


 長命寺山門入り口は琵琶湖湖岸で長命寺港があり 土産物売店とバス発着場および民家が
 たち並んでいる



長命寺港にはヨットが係留


ロウバイが満開


昔ながらの郵便ポスト

 盆梅展始まる   (グリーンパーク山東にて)

     1月20日前後から3月10日位の期間 湖北地方を中心にして盆梅展が行われる
     推定樹齢300年を超える老木の梅が愛好家によって育てられ その中から選りすぐりの
     鉢が一般に公開される
     この時期は花の開花しているものは数点しかないが2月中旬には満開の見事な梅が鑑賞
     できる
     因みに 梅の観賞のしかたは三通りあるそうです
     「深梅」・・・・1月から2月上旬
             咲き始めの梅の花を探しながら枝ぶりを鑑賞する
     「賞梅」・・・・2月中旬から
             七分咲きから満開の時期 咲き乱れた梅の花を観賞する
     「送梅」・・・・盛りを過ぎた梅の花に感謝しつつ鑑賞する 

   滋賀県下の主な盆梅展開催の会場

     1、浅井盆梅展  (長浜市浅井ふれあいの里)   
     2、伊吹盆梅展  (米原市春照:伊吹薬草の里文化センター)  
     3、長浜盆梅展  (慶雲館)   
     4、鴨の里盆梅展 (グリーンパーク山東)
     5、しだれ盆梅展 (醒ヶ井の宿駅)    
     6、しがらき盆梅展 (信楽町信楽支所)
     7、坂本盆梅展  (旧竹林院) 





 座禅草

     赤紫色の花をつけた座禅草が 今津広川の座禅草群生地で見られるようになった
     今年は雪が全くなく 物足りなさを感じる
     写真を撮る度に思うのだが 人の視線から見えない向きに開花するので写真に撮るのが
     なかなかできない





 朝日・夕日

     1月は空気も澄んでおり 日によっては日の出・日の入りの太陽を見ることができる



三上山と昇る朝日


昇る朝日を背にランニング


新幹線の架線と沈む夕日

 カモ

     志那浜沖には多くの「カモ」が生息している
     大変に警戒心があるが コハクチョウとともに餌を貰っているので随分人に慣れている



飛び交うカモとコハクチョウ


見つめ合うカモとそれを見入る
コハクチョウ

 サギ

     サギは動きも少なく 同じ場所で同じ姿勢で餌が近づくのを静かに待っている
     









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