如 月 H20.2月
早くも2月となりました
今日は朝から雪が舞っており 冷たい風も吹いているので寒いです
でも春は着実にやって来ており小鳥たちの動きが活発になってきました
2月1日
自宅の庭にやってくる小鳥
メジロはキンモクセイの生垣に潜り込み時に姿を出しますがまだ警戒心が強く 動きが激しいです |
ジョウビタキのメスですが虫を追っているようで地面を飛び回っています |
2月3日
雪で泥んこになって自転車競技に励む選手たち (野洲川運動公園)
昨夜の雪で残り柿も雪に覆われる
節 分
湖南市岩根 (善水寺) 鬼たちは比叡山の若い修行僧
寺の住職の説法によれば 人間の煩悩には「欲望」「怒り」「無知」があり これを三毒と言う
「欲望を表す青鬼」「怒りを表す赤鬼」「無知を表す黄鬼」
「福は内 鬼も内」と言って鬼と年男・年女により豆まきが行われた
節分の豆まきに先立ち 今年年男・年女が護摩供養の儀式を受ける |
三匹の鬼たちが堂内を暴れる |
子供と戯れる赤鬼 |
最近の鬼はピースをする |
功徳を与える鬼たち |
節分会を終わってくつろぐ鬼 |
童心に戻って木に降り積もった雪を落とすお年寄り
2月5日
近くで見た春を告げる草花
最近 水仙はどこでも見られるようになった
フキノトウがそろそろ芽を出してきた 苦味が何とも言えない味だ
根性大根ならぬ「根性ユリ」
名前はよく分からないが「ササユリ」に似ている
ササユリの花期は7月から8月だからいま頃咲くのは変
タンポポが朝霜に耐えて咲いている
西洋タンポポは生命力が強く在来種を押し退けて1年中ぽつぽつと見られる
タンポポの大きな綿毛 風が吹いても結構残っている
「ロウバイ」と「サザンカ」
フクジュソウの花期は3月から5月が普通 暖かい場所で育てたら開花した
岩ボタン
路地端や庭の隅に植えられている
茶畑に積った雪 (信楽 朝宮)
2月9日
雪中の新名神ウォーク
新名神が草津田上ICから亀山JCT約50キロが今月23日に開通するにあたって
草津田上ICから金勝山トンネル前まで往復10キロのコースを県内外から
約3000人が歩いた
最初はそうでもなかったが約10センチの積雪になった車道を歩くので橋のジョイント
部分に足を滑らせてケガ人が出て救急車が出動する事態になった
スタート地点いざ出発
足跡もクッキリと残る積雪の中を滑らないように注意しながら進む
新名神を代表する橋梁近江大鳥橋を歩く参加者
警備員が立っている箇所が橋のジョイント部分
マスコットキャラクター「しんめちゃん」この格好で4キロ歩いて折り返し地点へ
2月10日
神事祭り(野洲高木神社)
慶安5年(1652)101戸あった民家が元禄15年(1702)81戸まで減少したことから
子孫繁栄を祈って2月7日の神事祭り(男性)と3月8日五百母祭り(女性)の神饌を
各戸数分大桶に入れて氏子が配り歩く行事として7年前まで行われていた行事です
現在は200戸を超す世帯数になっているそうですが
昔ながらの行事は少子化や住民の生活様式も変化して昔ながらの伝統を引き継ぐことは
難しくなり今日は神社の役員さんたちによって厳かに本殿で式のみが行われた
本殿での神事
役員さんがお供えを運ぶ
昔行われていたオケカキの様子(社務所の掲示写真)
男性の神饌(牛蒡を大豆かすで漬けたもの)写真は陶器製
2月10日
今日のコハクチョウ
冠雪の比叡山をバックにコハクチョウたち
7時18分にファントムを含む第一陣の5羽が飛来
遅れて7時52分に残りの集団が飛来したら先の5羽が後の集団が
着水した場所へ飛び立つ
そして大きな泣き声と激しい羽ばたきでお互いを攻撃
遅れて着たことに気性が激しいファントムが怒ったのか(推測です)
(ファントムとは首に傷のある特徴的な鳥)
2月11日
今日は建国記念日
初日大雪で始まった連休も本日は好天でいつものように志那のコハクチョウ観察から
一日のスタート 今日は実によく動いた
今日 朝のコハクチョウはおとなしい
朝もやに浮かぶ三上山
長命寺港のヨットと比良山系の雪景色が美しい
大中の水車と熱気球
田んぼに着陸した熱気球
三島池と伊吹山
伊吹山と三島池をキャンバスに (多くの画家が見られた)
カモも背伸びか
グリーンパーク山東の盆梅展 (見事な大木に梅のほのかな香り漂う)
満開の梅
SLが伊吹山をバックに走る (露出を間違えたので荒い画面になった)
(米原から木之本間)
長浜ドーム付近にて
虎姫駅付近にて
蒸気機関車は就職する時に乗ってきた それ以来のことだ
シャッターを押しながら懐かしい思い出が甦ってきた
2月12日
山の神 (栗東市上砥山:りっとうしかみとやま)
男女の神様の結婚式を行い 合体させて五穀豊穣を祈る行事で 文献によると
寛政12年(1800)の記録が残されているそうですが それ以前の古文書は
散逸して不明とのこと
4人の当番は身を清めて 7日間家を離れて村の集会場で共同生活を送り
準備作業に入る
今日12日は 神宿へ「山の神の嫁入」の日で この後当番は 深夜に全裸で川に
飛び込み身を清め 玄米とトックリを洗ってこれを煎る
山の神 上砥山 クリックしてください
伊勢音頭にのって山の神の嫁入行列
2月13日
昨日からの大雪でびっくり 近くの雪景色を撮りに出かけました
それはさておき 前日深夜 上砥山の祭事で 川での禊を執り行った当番の方は
さぞかし震え上がったことでしょう
浮御堂
雪を被ったみさき公園の菜の花
菜の花
三上山は何時見ても美しい
赤野井「エリ遊び」の船着場
赤野井
一瞬の晴れ間の志那浜
雪が作る珍しい形
2月15日
暴れまくる「ファントム」と「ミグ」
一週間ほど前から「ファントム」と「ミグ」のペアが暴れまくり 餌場に来ている他の集団を
蹴散らしている
恐れをなした他の集団は何処かへ飛び立ち 今日は風来坊の二羽のみが6時50分ころに
飛来していた
9時10分過ぎに「ファントム」と「ミグ」が飛来してきて 先にきていた二羽をすぐさまに威嚇し
激しく噛み付き 追いかけて蹴散らし 餌場から追い出してしまった
こんなに凶暴な理由はなぜなのか 餌を与えられないのでいらだっているのだろうか
「ファントム」と「ミグ」が飛来
激しく威嚇する
噛み付き暴れる
激しく追い回す
恐れをなして飛び去る
2月18日
朝起きたら大雪
寝室の窓越しに見る三上山 (電線がジャマだが・・・・)
雪の積った仰木の棚田
厄除け行事で張り出されたお守り一覧
寒い日には団子を食するのも良い
2月19日
久しぶりに天気が回復したので奥伊吹にスキーに出かけたが 途中で現地の様子を
確認したら視界不良の様子 残念であるが引き返して坂本の盆梅展を見に行く
2月20日
甲津原(奥伊吹)
昨日はダメだったが今日は天気が良かったのでスキーに出かけた
甲津原(奥伊吹)の雪は1mは積っていた
ここのスキー場はパウダースノーに近い雪質で今日は楽しめた
役場の職員と思われる人が雪下ろし作業中
お地蔵さんの庇にツララ(冷え込みがきつかったようです)
醒ヶ井の「しだれ梅」
三島池が凍ってカモたちが水辺にかたまっていた
2月22日
今日は湖西地区と美山地区の雪景色を探索
安曇川は扇子の作りが盛んなところで「扇子の骨」になる材料が天日干しされている
今津のザゼンソウ
暖かくなってきたので新芽がでてきた
マキノのメタセコイア並木 雪が被っているのを期待したが・・・・・・
湖西でも豪雪地帯の在原地区
この後訪ねた美山地区とは積雪量および生活道路の整備状況に格差がある
在原集落 美山集落 クリックしてください
美山地区の茅葺き民家
2月25日
火渡り神事 野洲:菅原神社
毎年2月25日菅原神社の「火渡り神事」が行われた
この神事は800年以上の歴史をもち 護摩供養のあとの残り火の上を裸足で渡る儀式
今年はこの儀式を司る宮司が病気入院のため「寒水・水垢離行」は中止され
本来浄火(神火)を素足で歩き渡る儀式は中止された 代わって 浄火(神火)に渡り板を
通しその上を渡ることに改められた
火渡り神事 クリックしてください
2月28日
2月に入ってからやけに雪が多い
久し振りに朽木に出かけてみたら思いのほか大量の積雪であった
福寿草が満開となった
雪で餌もなく小枝に止まって日向ぼっこ
坊村のかや葺の家 雪に覆われている
葛川萱葺の家クリックしてください
2月29日
今年は閏年で1日のびて29日
朝は相当に冷え込んだが昼から風もなく暖かくなってきたがまた週末は少し荒れる
との予報である
しかし 春は着実にやって来ている 土手や田んぼの畔に春を求めて歩いてみた
冷え込んだ朝
長命寺港にて
土手や田んぼの畔に春
ホトケノザ
オオイヌノフグリ
タンポポ
エゾタンポポ
土筆が芽を出してきた
フキノトウ