平成19年月9度          長  月  


     異常な暑さの夏であったが 9月に入ると流石に過ごし易くなってきた
     しかし 大阪で開催されている2007世界陸上競技は選手が暑さと湿気にやられて
     体調不良で日ごろの鍛錬の結果を残すことが出来ないでいる
     特に 日本選手団はその影響が大であり 予選を通過することが大きなニュースと
     なっている  辛うじて 最終日の女子フルマラソンで土佐が3位入賞が日本選手団唯一
     のメダル獲得である
     メンタル面が弱いのか もともとの基礎体力のDNAが強くないのか 異常な気象条件下
     での訓練のあり方に工夫が必要なのでは
     手足・体全体の「ケイレン」を起こす選手が多かったのは 一般人も含めてその対策を
     検討する必要があると感じたのは私だけであろうか

     いずれにしても これからすごし易い季節に入ったので また しっかりと出歩こう
     


   「芋くらべ祭」  (日野中山 H19・9・1)

     芋くらべ祭は国の重要無形民族文化財に指定されている 国内でも他に類を見ない
     お祭である
     午後1時ころから4時頃まで「古式に則ってしゅくしゅと挙行される行事には
     それを見物するものにとって大変根気のいるもので 芋くらべの儀式に至るまでの
     同じようなしぐさ(所作の一つ一つには意味があるのであろうが)の繰り返し また
     芋くらべに至っても延々と東西の芋の長さの競いあいとその繰り返しには・・・・・・・
     しかしながら 古式豊かに行われる伝統ある行事が800年以上もその伝統を受け継ぎ
     後世に伝えていくことに この集落に生活する人々の力強さを感じずにはいられない

                                                   芋競べ祭り クリックしてください



  「田楽踊り」   (栗東 上砥山 H19・9・1)

     この祭りは平安朝以来の伝統行事で もともとは旱魃(かんばつ)時における雨乞いと
     その御礼踊りとして伝わっているもの
     現在は「田楽踊保存会によりこの踊りを伝承している
     踊りの輪のまわりを各町内の組別に陣取り 踊りを見物しながら 持ち寄った飲食物を
     食し また 一曲舞が終わると踊り手や囃子方に祝儀が渡され 音頭取りがこれを披露する



 長寿寺 (石部 H19・9・7)

     長寿寺は湖南三山の一つで古刹である
     この時期 「ハギ」「ギボシ」「サルスベリ」などの花が境内を賑わす


        今年のハギは全体に生育が悪いように見受けられる 例年ならばもっと茂って
        見ごたえがあるのにやはり夏の暑さに植物も過剰に反応してのことか

                    日陰に咲いている「ギボシ」が見ごろである

           本堂の脇に植えられているサルスベリが満開でピンクの色がとてもきれい


 朝 顔

            みずみずしい朝顔の花 少し日が昇ってきているが花に勢いがある


 コスモス

               コスモスの時期としては少し早いが チラホラと花が咲き始めた


 ソバ畑

             竜王町ではソバの栽培に力を入れている
             役場付近の畑ではソバが白い花を咲かせ 秋の収穫時期を待っている


 ひまわり



              近江八幡市の休耕地ではひまわり畑がある
              ここのヒマワリも生育が悪く 背が低く 密集していないが 
              作付け面積が大きいので遠くより見るときれいである



 舟遊び  (近江八幡 西の湖)

            西の湖の水郷を四隻の舟が列をなして通りすぎていく
            このあたりは春は桜と黄色の菜の花が咲き乱れ 写真を撮るにも また 
            舟遊びする人にとっても大変景色の良い場所でありが 残暑厳しいこの時期 
            風もなく凪いだ湖面ではさぞ蒸し暑いことであろう



 布袋さんと恵比寿さん

            いままでは気が付かなかったが 水郷に架かる橋のたもとに布袋さんと
            恵比寿さんの置物があった


 ツルボ (ユリ科)

     日当たりの良い野原や堤防などに生える
     30cm〜40cmの花茎の先に淡紫色の小花をつける




 センニンソウ  (キンポウゲ科)

     十字形の白色花をつけるツル性の植物で道端などでよく見られる
     常緑の多年草



 実りの季節

      稲穂が実り収穫の時期に入り 農家の人々は忙しい日々に追われています
      県内の棚田の様子を見に行きましたがまだ収穫の作業は始まっていませんでした

                         仰木の馬蹄形の棚田

                              畑の棚田

                              収穫を手伝う


 瀬古の流星  (H19・9.12)

     甲南町竜法師瀬古の薬師堂で行われる花火「流星」が12日行われた
     甲南地区は甲賀流忍術の発祥の地であり 多くの秘薬を発明し火薬もまた当時
     としてはかなり進んだ技術があったものと思われる
     昔 竜法師いったいが火災にあった時 瀬古の薬師堂のみが焼け残ったとの故事
     から薬師堂で火薬の安全祈願が行われたのではないかといわれる
     また 忍者の合図のために打ち上げた狼煙とも伝えられ現在の花火の原型となる
     「流星」ともいえる

                             案内板の写真

                               当日の写真


 芙蓉咲き乱れる    (H19.9.13)

     長浜市の舎那院では芙蓉のピンク花が咲き乱れている
     小さな寺院であるが 本堂の周りには大人の背丈以上に生育した
     約300株の芙蓉である
     ピンクの花の中に白い花を付けているものもある




 ボート

     近江八幡の長命寺川からびわ湖に通じる場所にはボートの練習場があり 
     夕日を浴びて練習に余念がない
     ボートと夕日の位置が悪かった



 ハイビスカス

     ハイビスカスは気温が15度以上あれば屋外で11月頃までよく花を咲かせる
     年に一度 鉢を大きくしてやれば更に生育もよくなる



 八幡堀まつり 町並みと灯り  (H19.9.15〜18)

     近江八幡の夜景を楽しむ 八幡堀まつり 町並みと灯りの行事が行われている
     町並みや八幡堀に竹灯りを数百本設置し、昼間とは一味違った風情と情緒を
     醸し出してくれる



 花の中を通過する列車  (H19.9.24)

 彼岸花と近江鉄道 (武佐付近)

    今年は彼岸花の開花が遅い 26日は彼岸明けなのに どこもまだまばらの状態




 コスモスと近江鉄道 (野田付近)




 コスモスと新幹線 (野田付近)


 彼岸花とJR (草津線 三雲付近)



 稲の刈り入れ
   
     

              (めずらしい稲穂干し:これは牛の飼料にするらしい 水口 春日地区)

            (稲穂の天日干し いまではめずらしい光景である 竜王 弓削地区)


 コスモス

     八幡 野田付近




 ク リ

                     野田の個人所有のクリ園 まだ早い


 彼 岸 花

     三雲付近の彼岸花 いつもならこの時期は超満開であるが 日当たりの良い場所のみ
     固まって咲いている


 これは「カエル」?

     石部の常楽寺の山門付近

        干物のような物体で 網に引っかかっているのか 止まっているのか判らない
        カエルにしては頭部が丸くない 足の部分が長い


 美 山   H19.9・27

     美山は茅葺きの民家が多数現存する所である
     その多くは江戸時代に建てられた建物で入母屋造り 川に平行したように建てられている
     雪の多い地区でもあり 屋根は急勾配でもある
     また 屋根は棟飾りの千木や破風の意匠に特徴がありとてもきれいな線である

                                         美山の茅葺集落 クリックしてください