信楽 清右衛門窯の窯入れ

                                                                H24.02.07〜
                                                                信楽町 長野

          信楽焼は1200年以上の伝統を持つ 日本六古窯の一つ
          天平14(742)紫香楽宮の須恵器や布目瓦を焼いたのが始まりとされる
          信楽焼と云えば「タヌキ」の置物といわれるくらい有名で 見学した清右衛門窯(穴窯)は形がタヌキそっくりで
          作者の遊び心がニクイ
          また 清右衛門窯は穴窯のみで 登り窯と違って焚口は一箇所のみで 焚口に近いほど「灰かぶり」の作品が
          期待できる

          現在は作品の窯入れ準備中で 窯入れが終わると火入れとなる
          窯自体は小さく 作品も小物であるが 自然灰釉で出来る独特の色合いは何とも云えない味で 結構 高価な
          作品となる
          店舗は 古美術 清月堂 である




清月堂(店舗)の壁にはトックリ類が並べられている



穴窯の全景 (2/7)



窯入れを待つ作品(一部二度焼き)と薪(松)  (2/7)



窯の上部に御守り (2/7)



窯と窯内部で作業中 (2/7)



灰で作品がくっつかないよう粘土で足を付ける (2/7)



窯内部での作業 (2/7)
窯の壁は薪の灰でビロード状になっている ところどころ剥げ落ちるので
粘土で補修しながらの作業



煙の出口が黒くタヌキの顔に似ている (2/7)



斜めから見た窯 (2/7)



別の場所にある双胴式穴窯 (2/7)



双胴式穴窯の内部(燃焼室が二ヶ所で排煙は一箇所) (2/7)



火入れ 3日ほど焚き続ける (2/12)



勢いよく燃える (2/12)



火入れも本番で タヌキの顔から火が勢いよく吹き出す(2/15)  



焚口を閉じると タヌキの顔から火が消えてゆき 
後方の煙突から勢いよく炎と煙が立ち昇る (2/15)




薪を投入する 
窯の中は火が勢いよく燃えている様子が判る (2/15)




焚口を閉じるても火の勢いがよく判る (2/15)



煙突から火が勢いよく吹き出す (2/15)





  窯出し(2/19)



前日の雪が残る穴窯付近 気温マイナス5度



窯の焚口を開けたときの窯の中



窯の中の様子



窯の中の様子(奥の部分)



窯の中から作品を出す



窯の中から作品を出す



器と蓋を一緒に焼いた状態



窯変の出来た作品



窯変の出来た作品右隅と普通の焼き上がり左隅



窯変の出来た作品




   陶房付近