早朝の野洲川 情景
<野洲川の歴史>
野洲川は鈴鹿山系の御在所岳にその源を発していますが、周囲に600〜1000m級の
山々からの流れをあわせて下流の琵琶湖に注ぐ幹川流路約65kmの河川です
かっては、幾度となくをもたらしたようですが、一方では扇状地の肥沃な土地に恵まれ、
稲作文化の中核をなすようになった
下流域では弥生時代の貴重な遺跡が数多く発掘されており、中でも、下之郷遺跡や
伊勢遺跡などは「クニ」の成立を探る鍵とも言われている。
また、野洲の銅鐸群は古代文化の象徴でもある
昭和に入ってからの野洲川の大きな災害
9年・13年・16年・19年・28年・31年・34年・36年・40年・47年と堤防の決壊・橋の流失が
あり、9年と28年の 災害では死者がそれぞれ4名出ている
現在は河川の改修工事も進み大きな災害の発生もない
<野洲川の朝>
この時期の野洲川は、日の出前に朝霧が川田橋近くの流域に発生する
霧に包まれたススキと日の出にあわせて浮かび上がる三上山の情景はとても神秘的である
寒くても、早起きはするものである
もう少しすると 渡り鳥の姿も見られるようになる(また、朝から忙しくなる)