うだつ(卯建)の町並み

                                                               徳島県(貞光町・脇町)


                    「うだつ」が上がらないという言葉を聞きますが 実際にうだつがどんなものなのか
                    見てきました

                    うだつとは 元来建築に用いられる用語で 切り妻屋根の隣の家との間に設けた防火用
                    の壁で 一階の屋根と二階の屋根の間に張り出した漆喰で出来た壁をうだつというそうである
                    吉野川を挟んだ貞光町と脇町に今も残されている
                    貞光町のうだつは二層になっているものが多く 建物も大きい 一方 脇町は藍商の町として
                    栄え 町並みは電柱一本もなく昔の面影を残している 建物は貞光町と比較して全体に低いが
                    「虫籠窓」と呼ばれる防火窓などが残されている


 貞光町のうだつ



二層厨子上下共切妻型のうだつ



単層厨子切妻型うだつ



単層厨子切妻型うだつ



豪華な棟瓦



漆喰細工の白虎



漆喰細工の白虎



漆喰細工の鯉の滝のぼり



漆喰細工の磯



 脇 町のうだつ



うだつの町並み



美しい姿のうだつ



隣の民家との防火壁(うだつ)



町並みの雰囲気を保った店舗



質 蔵