古 老 柿(コロ柿)


            京都府宇治田原地区では正月用の伝統ある「コロ柿」作りが最盛期を迎えて
            各農家では天候を見ながら急ピッチで作業が行われている
            「柿屋(カキヤ)」と呼ばれる丸太組に四段の棚をこしらえ 皮をむかれた柿が一杯に
            広げられて約15日から20日ほど寒風に晒して乾燥させる 
            そして柿の赤味が消えて紫色に近くなった実の柔らかいものが上等とされるまで繰り返し
            「ムシロ」の上で天日干しされる

            吊るし柿が一般的であるが この地区の柿は小粒で吊るすには適しないので昔から
            この方法が採用されてきたのであろう
            また 宇治茶の産地でもあるのでコロ柿を作っておれれる方はお茶生産農家と兼業である
            そして 柿の木は霜除けとして茶畑の脇に植えられている

            ちなみに 白く粉を吹いているものは実が硬くなっており 流通では長持ちするが本来の
            コロ柿の味ではない