18、多羅尾京道
伊賀上野から御斉峠を越え多羅尾・小川・信楽・朝宮・を経由して大津 京へ通じる道
1、多羅尾常夜燈
銘 愛宕山 基壇 所在地 甲賀市多羅尾 多羅尾交番傍 建立 願主 常夜燈の傍に石仏が祭られている 古い街道筋である |
2、信楽小川常夜燈
銘 基壇 所在地 甲賀市信楽小川 建立 願主 小川城の登山口に設置されている常夜燈 多羅尾と信楽の中間にある |
3、大戸川常夜燈
銘 不動明王 基壇 万人講 所在地 大津市上田上中野 (荒戸橋) 建立 明應四年(1496) 願主 大戸川に架かる荒戸川に架かる橋の袂に二基 |
4、多羅尾浄顕寺前常夜燈
銘 愛宕山 基壇 西山講中 所在地 甲賀市信楽町多羅尾 (浄顕寺参道角) 建立 享保十四年(1729) 願主 |
道 標
多羅尾交番前
銘 「右 京みち」 「左 伊賀伊勢道」 「右 伊勢伊賀道 左 京みち」 所在地 甲賀市信楽町多羅尾 多羅尾集落の交番前は道が交差 しており右へ進むと京都南山城村へ 左へは御斎峠(おとぎとうげ)を経て 伊賀上野へ 建立 嘉永7年(1854) |
多羅尾浄顕寺境内
(地蔵光背型二基)
銘 右の道標 右 いが道 いせ道 宝暦五年(1755) 左の道標 右 たらお 左 ゐ賀 宝暦十二年(1762) 所在地 多羅尾浄顕寺境内 多羅尾の集落は本能寺の変の 時 徳川家康の三河への逃げ る手助けをして天領となった所 この道標は移設されたもの |
宇治田原
左 石山道 禅定寺 二十丁 石山寺 二里半 大 湊 五里 昭和三年 三宅安兵衛 所在地 京都府宇治田原町 この場所は信楽から宇治・京都 へ通じる旧道の角にある |