オコナイ 西山
H27.2.14.-15
長浜市木之本町西山
西山の餅オコナイは湖北地方でも少し変わったもののようで 和紙に神と書き「御神号
(平年は12本の長さ1尺二寸 閏年は13本で一尺三寸)」に巻きつける
本日の塔渡しの儀式時に先塔(来年の当番)に渡される
御神号の長さは鏡餅(5升)の大きさを定める輪(オカワ)になり 鏡餅の底に埋められ 奉納された
一乗寺薬師堂に一年間安置され 翌年下げられる
また 餅花(まゆ玉)はケヤキの木を弓状に曲げ 3升の餅を巻きつける 弦となる綱は平年は12本
閏年は13本で結ばれる
宵宮時に奉納されたものは 塔渡しが済み午後から行われ 鉦を打ち鳴らし餅・ずんどうと呼ばれる
七・五・三に編まれた菰および餅花が集落を回って再度一乗寺薬師堂に戻り 直会が行われる