森本の神事
H26.03.21
高月町森本 森本神社
「弓引き」と勧請縄に使う縄を引く「大縄引き」の行われる神事である
湖北地方ではここ森本のみに勧請縄があり なぜこの地に伝わっているのかわ判らない
集落の戸数は約70戸ほどで昔からの住民は10戸ほどと聞いている また 地域はJR北陸線で分断され
工業団地の誘致で農地も減って 縄の材料集めも困難 少子高齢化の波もある中で 住民が力をあわせて
祭の継承に努めておられる
この地は 舞々太夫と陰陽師として出仕した場所として知られ 天正元年(1573) 浅井氏滅亡の際に
浅井長政の父久政は森本村鶴松太夫をともなって自害したという
これを知った羽柴秀吉が人夫役免除の特権を与えたと言われ 境内には豊公堂を祀る
村の記録は書状等を保管していた寺が焼失したので 記録は残っていないとのこと
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