第55回 民俗芸能大会
(近畿・東海・北陸ブロック)
H25.10.27 12:00~
福井県若狭町 パレア若狭
この芸能大会はその府県に伝承されている民俗芸能の一部を広く公開して 伝統文化に
対する理解および認識を深めて 継承を図る目的で各地持ち回りで行われている
日ごろ鑑賞することが出来ない伝統民俗芸能を一か所で見れることは 地域の文化の違い
を含めて知ることが出来て 大変意義深い大会であった
出演団体
出 演 芸 能 名 | 地 域 |
闇見神社王の舞 | 福井県若狭町 |
白川村鳩谷の獅子舞 | 岐阜県白川村 |
河内祭の御舟謡 | 和歌山県串本町 |
塩土の太刀振 | 福井県高浜町 |
伊賀一宮敢國神社の獅子舞 | 三重県伊賀市 |
松尾寺の仏舞 | 京都府舞鶴市 |
居組麒麟獅子舞 | 兵庫県新温泉町 |
三宅六斎念仏 | 福井県若狭町 |
闇見神社王の舞
毎年4月5日「闇見神社例祭神事」で五穀豊穣・国家安寧を祈る「王の舞」 「大御幣搗」「獅子舞」が行われる
白川村鳩谷の獅子舞
10月16日17日の「どぶろく祭り」で奉納される獅子舞 4人が入った獅子舞は珍しい
河内祭の御舟謡
河内祭は古座川の流域で行われる祭礼 漁師の祝い唄 一曲が40分から70分ほどと非常に長い
塩土の太刀振
高浜七年祭で行われる「太刀振」 歌舞伎や浄瑠璃の殺陣が演じられているようで 演者の呼吸もピッタリである
伊賀一宮敢國神社の獅子舞
敢國神社は伊賀上野城の丑寅の方角にあり 鬼門鎮守の守護神として領主藤堂高虎に庇護され 獅子舞は領内安全・
五穀豊穣を祈願として行われた
松尾寺の仏舞
仏舞は釈迦如来・対日如来・阿弥陀如来の仏の面を被った六名が楽器の演奏と共に舞う
大変珍しい舞で 国指定重要無形民俗文化財に指定されている
居組麒麟獅子舞
居組漁港のある場所で 麒麟獅子舞は因幡地方から但馬地方に伝わる
中国の想像上の麒麟をかたどった頭の獅子舞である
三宅六斎念仏
8月15日の餓鬼法要のあとで踊られる六斎念仏 子供たちも参加して後継者の育成も行われている