徳谷の芋くらべ
H25.09.10
日野町徳谷
徳谷は世帯数21戸の小さな集落である
国指定の中山の「芋くらべ」に比べ 質素な祭りであるが伝統が連綿と引き継がれている
今回は前日からお邪魔し 本日は午前5時からの行事を取材させて頂いた
ご苦労な面も伺えたが 何時までも伝統が引き継がれることを願うとともに 多くの人に知って
欲しいと切望する
お世話になりました関係者にお礼申し上げます
お肴つくり (9/9日 18:00~)
米粉を水でオカラ状にしたものを蒸し器で約50分程蒸す
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すり鉢で餅状にこねる
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各家庭に伝わる魚の型
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家族総出で魚の型でお肴を作る(各家庭30枚)
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本 日(9/10)
子供の朝回り
早朝5時から二人の子供が「福の元の紙おくんなー」と各家庭を回る(約一時間を要した)
足元が暗いので懐中電灯を燈して玄関先で「福の元の紙おくんなー」
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最後の家庭を訪ねた頃は午前6時を回って外は明るくなっていた
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会所に戻って「おため」に入った金子を確認して二人で分ける
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祭事の準備と祭事
前日に作ったお肴に色づけする
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色づけされたお肴
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竹で神様の膳をつくる
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里芋起こし(二本)
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根元を洗い大きな竹に里芋を括りつける
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米粉を練ったものをバランの上に伸ばす(中山で「ブト」と呼ばれる)
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3センチくらいに切られたブト
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祭場の清掃
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土俵つくり
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会議所に届けられた各家庭からのお肴が入ったお重(おり)
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神饌を祭場へ運ぶ
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午後二時に太鼓の合図で神主を先頭に子供に担がれた芋が続く
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祭場の神木に二つの芋が供えられる
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お神酒・餅二個・おり・マムシとムカデを書いた木が供えられる
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神主が参拝し後に続く
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神主からお神酒・洗米を頂き全員に回る
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土俵と会場
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今年の神主が来年の神主を決めるため クジを引く
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クジを区長に渡し 区長より来年の神主(明日から)を発表する
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子供相撲の前に「水」を付ける(お神酒?)
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土盛された上で相撲
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一通りの式が終わりお供え物が全員に配られ直らい
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膳の中身(上左から ささげ・ブト・ショウガ・かもうり・せんば:里芋の茎の水炊き?)
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祭場の祭壇
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式も終わり膳を持って引き上げる子供たち
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祭場には入れないが見物の女性たちが引き上げる
(残った男性はしばらく宴会) |