花 笠 踊 久多

                                                          H25.08.24
                                                          京都市左京区久多


               室町時代より継承され 地元の産土神である「志古淵神社」に 念仏踊を奉納するお盆の行事

               久多の五つの集落(上の町・中の町・下の町・宮の町・川合町)が それぞれの地区の花宿(はなやど)
               に集まり花笠作りを行う

               当日 午後八時には 上の宮神社に各集落が花笠に火を燈し 御神燈(ごしんとう)先頭に集合し 
               花笠を順次社殿へ奉納する
               一通りの神事が終わり 花笠を戻して本殿前広場で踊りを奉納する (大川神社でも同様)
               一行は行列を組んで志古淵神社へ向かう

               志古淵神社でも花笠が奉納され しばしの間盆踊りが行われる
               続いて 花笠を清める「より棒」と呼ばれる棒の打ちあいが行われた後 締め太鼓のみで花笠を片手に
               風流な花笠踊が始まる
                                                          (国指定重要無形民俗文化財)




 

今年の神職を務める二人が まず志古淵神社へ参拝し 傘を受け取る
(順次 大川神社 上の宮神社へと向かう)


 

大川神社での神事


 

上の宮神社へ到着し 神事を行う


 

各集落から「御神燈」を先頭に花笠が 上の宮神社へ集合


 

上の宮神社社殿へ花笠の奉納


 

本殿内に収まらない花笠は本殿の周りに供える


 

本殿前広場で踊りの奉納


 

暗い闇の中 提灯と花笠の明りで大川神社へ向かう


 

 締め太鼓のリズムに合わせて 大川神社での踊り奉納


 

志古淵神社に到着


 
花笠を奉納


 
盆踊りが行われる


 

神職が拝殿に着席して花笠踊が始まる


 

花笠を清める「より棒」と呼ばれる棒の打ちあい


 

花笠を手に持って 締め太鼓のリズムで花笠踊 
(花笠がゆらゆらと揺れて非常に素朴さを感じる フラッシュ禁止)