寅 祭
「御剣振り(おたちふり) 棒剣(ぼうけん)の式」
H25.05.03
高島市安曇川三尾里 箕島神社:みしまじんじゃ
箕島神社の寅祭で行われる「御剣振り」「棒剣の儀式」は 今まで拝見した祭りの中では 最も超スローな儀式である
まず 行列の先頭を行く「白の傘鉾」と「赤の傘鉾」が各宿から出発し 途中で二つの傘鉾が出会うまで約30分
それから神社到着まで1時間かかった(普通に歩いて2〜3分の距離)
神社での式は 拝殿に置かれた御輿を「御輿担ぎ役」が拝殿前に据える
それぞれの役の人たちが 御輿を囲んで座る正面に 羽織袴姿の警護役二人(当番町と来年の当番町)が手と頭を
砂に付けて座り 一人が超スローな動作で神職から剣(長さ2メートル)を受け取り 控えの警護役に渡し これまた
超スローで御剣振りを行う
剣を神職に戻す時には 頭を垂れている「長袖役:袍衣烏帽子(ほういえぼし)姿」 「帯刀役:大小刀を帯刀し裃姿」
「警護役:裃姿」の頭上を剣をかざして砂の上を超スローな足取りで歩く (この一連の式は約1時間かけて行われた
儀式は超スローなほど良いとされる)
湯立て神事 |
宮守宅の白の傘鉾と長袖役 |
町長老宅の赤の傘鉾 正面:帯刀役 右:警護役 |
二つの傘鉾が出会う |
傘鉾が出発してから約1時間経過してやっと神社へ |
御輿担ぎ役が拝殿より下ろす |
二人の警護役の儀式始まる |
警護役は超スローで砂の上を歩く |
神職より鉾を受け取る |
同 上 |
鉾を携えて元の場所へ戻る |
控えていた警護役がこれまた超スローで鉾を振る |
超スローで鉾を振る |
鉾を神職へ戻す |