エトエト 滝 龍福寺
H25.1.20 AM6:00〜
甲賀市 滝 龍福寺
甲賀市 滝地区では この時期上組・下組の二組に分かれて 満二歳になる子を持つ父親が頭屋となり
祭りに使う餅を「エト、エト」と囃しながら棒杵で搗き 決められたサイズ・数の餅をこしらえる (取材は上組)
午後 集落の外れから 羽織袴姿で提灯を持った頭屋を先頭に 満二歳になる子と母親
(手に豆腐に味噌をのせた籠を持つ) 続いて 飾りの餅を入れた桶を二人で担ぎ 花餅を付けた竹笹を担いだ
者が続き 「エト、エト」の掛け声とともに 村の祈祷所である龍福寺まで約一時間かけて歩く
龍福寺では 三時に上・下の組が合流し堂内に入って餅を飾り 鏡餅に住職が宝珠印を朱で捺す
祈祷が終わった後 翌年の頭屋引継ぎが行われ 持ち込まれた餅は全集落の住民に配られる
この地区では 頭屋が搗いた餅を食べると子供を授かれと云われ 多くの希望者が参詣され 餅が下げられる
![]() 棒杵で搗き 持ち上げる |
![]() 串餅つくり |
![]() 竹笹に五個の飾り餅 |
![]() 頭屋宅に飾られる |
![]() 頭屋宅で昼食 |
![]() 頭屋宅を出発する一行 |
![]() 片山地区からの出発 |
![]() のどかな田園を龍福寺へ向かう一行 |
![]() 母親が持つ籠の中身 (豆腐 味噌・灯明台と灯明 湯のみ) |
![]() 下組の一行(下組には頭屋の該当者がいなかったので役員が代行) |
![]() 龍福寺内で上組・下組が合流して本堂へ向かう |
![]() 鐘のような形(竹と藁で作られた)をしたものに 鏡餅を取り付け住職が宝珠印を朱で捺す |
![]() 堂内の左右に飾られる(下組) |
![]() 来年の頭屋を担当する人が組みの戸数分に餅を分ける |