日吉神社 大祭
H24.4.20−22
東近江市上平木町(かみひらぎちょう)
上平木町は約180戸の集落で 近年改革はなされているものの 昔ながらの「宮座」制度が厳格に守られている
日吉神社大祭は三日間行われ 初日は宵宮 二日目本祭で式典 御面渡御 夜に御託宣(松明の渡り) 三日目は
卯の刻渡りがある
また 他の祭では見られない「中老門踊り:登録された真剣を抜刀しての舞」が 宵宮・本祭・卯の刻渡りの三回行われる
御面渡行は 木造鬼面二面(内 一面は桃山時代の作と云われ市の文化財に指定されている)を年行事が 白襦袢着用の
若衆(鉦・太鼓の鳴り物)を従えて 町内の長老宅を訪問する
御面渡行の道中は 鬼面二面を先頭に鉦・太鼓の鳴り物が打ち鳴らされる中 粛々と且つ厳かに行われ 年配の方には地面に
正座され 御面渡行の行列が 通り過ぎるまで拝まれている光景に接すると 撮影に走り回っている者としては 身が引き締まる
思いであった
祭りは 宮座の「年行事:神主・社守にあたる」を頂点として運営されるが 13歳から座入りし 順に「小鳥帽子」「済美会」「神事家」
「中老」「大中老」「十人衆:十人衆上位二人は座頭と云う」「年行事」「沙弥美師」の組織となる
宵 宮 (20日)
式 典
本 祭 (21日)
子供神輿渡御
式 典
中老門踊り
御面渡御
御託宣
卯の刻渡り (22日)
年行事宅の賑わい