オコナイ 多羅尾

                                                       信楽町 多羅尾 里宮神社
                                                       H24.02.12

              多羅尾地区は三重県と京都府との境に位置する集落で 三河へ逃げる徳川家康を手助けし 幕府の保護を受けて
              多羅尾氏の代官屋敷が置かれたことでも有名な場所でもある
              また昭和28年8月の大洪水で死者44名 全半壊流失戸数が全村の3割という甚大な被害を受けている

              多羅尾のオコナイは「成り花のオコナイ」とも「水口祭り」とも呼ばれており 昔より「右座」「左座」の月行事(当人)らに
              よって行われる


  成り花当
   クロモジの木に餅を飾り付ける















  月行事(がちんぎょうじ)
   勧請縄を編み 本殿前に吊るす
























  ゴオウサン(牛王宝印)の作成
   和紙に牛王印を押し ハゼの木の先端を三つ割りした部分に差し込み 成り花を切って止める


















  お祓い
   成り花 勧請縄 ゴオウサンを神社拝殿にてお祓いを受ける












  直会
   「右座」「左座」の代表5名が代表して社務所で接待を受け ゴオウサンを持ち帰り 苗床に立てて五穀豊穣を祈る