明王寺のオコナイ 


                                                H24.01.15
                                                甲南町磯尾 明王寺


         甲南町磯尾は三重県との県境に位置する集落で 昔は山岳仏教の盛んな地とされる
         また 天台寺院としては五体の明王像が祀られている
         オコナイは本堂下の新築された座敷で「勤頭」と「受頭」によって三献の儀が行われた後 本堂に移り
         指名された「太夫」二人が住職の読経の途中に「ランジョウ:乱声」との発声と同時に 胴上げされ
         (これを三度繰り返す)行事は終わる




本 堂



オコナイの手順を記した木譜



和尚に一献の開始を告げる



供物を運ぶ



三献時に読経



式は無礼講となる



全員本堂に移り僧侶の読経の合間に「乱声」とともに胴上げする
昔は本堂との中に放り投げていたそうである



供物(コンニャク)



大根



ゴボウ



豆の煮物