裸 ま つ り  

                                                          H20・1・13 21:00〜)

                                                          八日市市西市辺の薬師堂


                  八日市市西市辺の薬師堂で鎌倉時代か伝わる裸まつり

                  町内の若連中(独身の長男)がその年の若衆宿から薬師堂に入堂する
                  その際 「お十二燈」と叫んで賽銭を御本尊前に投げて供える
                  (賽銭でお神酒などが割れないようダンボールで囲ってあるまた 本尊前に
                  座る役員は頭を低くして賽銭が当たらないようにしている)

                  一同が座に着くと酒式が始まり古式ゆかしく謡曲を吟じ儀式が進行する

                  酒式が終わると大太鼓が打ち鳴らされ 若連中はその場で一斉に裸になり
                  「チョウチャイ・チョウチャイ」と唱えながら天井の梁に吊るした繭玉の争奪が始まる



       市辺薬師堂







                             






薬師堂内に供えられた囲炉裏と火を守る役員

     ちなみに薬師堂守役に当たると その年は365日 毎日欠かすことなく
     夕刻に身を清め勤行に勤めるそうで大変なことだそうです




入堂に際して賽銭を薬師如来本殿に向けて投げいれる



年寄りに酒式が無事終わったことを報告する



酒式が終わると太鼓の合図と共に若連中は褌姿になる



数人が肩車を組み それを足がかりに梁に
飛びつこうとする  




やっと梁に手が届き昇るが褌を
つかまれて引きずり下ろされる

    これの繰り返した後に一人が繭玉に
手をかけ飾りを下ろす




褌姿のままで町内のひとが奉納された札を一枚ずつ読み上げる
 あまりの寒さに開けっ放しの雨戸を途中で全部閉めて継続