野 神 祭 

                                               H23.07.31 13:00〜
                                               東近江市 上麻生 法雲寺


          一般的に野神祭は集落の野神さんや山の神さんを祭った場所に祭壇を拵え 供物を供えて神事を行うのが
          普通であるが ここ上麻生地区の野神祭は 午前中に役員と子供の代表が先に現地(野神さん)に赴き 
          拝礼のみを行う
          午後から集落の法雲寺に浴衣姿の子供七人(昔から七人)が集まり 用意された「茄子の煮物」を頂く
          その後「年に一度の まいらいのー」と掛け声を掛け 集落を回る
          集落の大人(男性のみ)が法雲寺に集まり 決め事などを話し合ったのち「素麺と茄子の煮物」を全員が頂き 
          祭壇に供えた御供を少量頂く
          その後 新旧の宮守の引継ぎ式が行われ 榊(神さん)を持った旧宮守の後ろを子供たちが押して 集落を走って
          行き来し 新宮守の家で榊の受け渡しが行われる

          野神さんでは子供の相撲が行われるところが多い中 旧宮守の後ろを子供たちが押して 集落を走って行き来
          するのは珍しい行事である





祭壇



稲をまるくしたものを御供の上に したの黒い椀には茄子の煮物



七人の子供が茄子の煮物を頂く



「年に一度の まいらいのー」との掛け声で集落を回る



大人が集まり「素麺と茄子の煮物」を頂く



食事の内容



御供を頂く



新旧宮守の挨拶



榊を持った旧宮守の背中を子供たちが「うんしょう(運勝?)と掛け声を
掛けながら走って集落を回る



新宮守の家に駆け込む



榊(神さん)の受け渡し



榊を飾って一同拝礼する



終わって一同が茶菓子を頂く