松 明 ま つ り

                                                         (H19/4/14)
              

          このまつりの歴史は古く、実に千数百年前の275年まで遡る日牟礼八幡宮の春祭り「八幡まつり」 前日の
          太鼓祭りに引き続き行われ
大小12本の松明が境内で奉火される

          陣羽織姿とハッピ姿の若衆が中太鼓や鉦を打ち鳴らし、大太鼓を担ぎながら練るさまは3月の左義長とはまた違った
          雰囲気があります

          高さ10メートルを超える大松明数基や「引きずり松明」、酒とっくりに似た「とっくり松明」・「振り松明」・「船松明」など
          大小30本の松明が、近江八幡市の日牟礼八幡宮の参道沿いに並べられ、午後8時に打ち上げ花火の合図に、次々
          と点火されます。

          そして、琵琶湖の「ヨシと菜種がら」で作られた松明がパチパチと火の粉を飛ばして燃え上り、夜空を焦がす壮大な火柱が
          境内を明々と彩る様は実に見事であり、午後10頃まで燃え続けます

          当日は、燃え上がった火の粉が松の木に燃え移りましたが、大事には至らなかったようです