帯掛ケンケト祭
H23.04.23−24
東近江市蒲生岡本 高木神社 旭野神社 山部神社
高木神社は神亀元年(724)に創建され 境内に高木神社本殿 日吉神社本殿 八幡神社を祀る
万葉の時代より 蒲生の地は朝廷・歌人の訪れた場所であり 高木神社周辺は御代参街道の宿場町として栄えた岡本宿が
あった場所
また ケンケト祭の起源は養老7年(723)に聖武天皇が行幸したおり 日野川が洪水で橋が流され渡ることができなくなったことを
知った村人が大太刀に七本の丸帯を結び それを仮橋として架けたとの逸話がその起こりとされている
現在も立派な帯七本を大太刀に下げ 上麻生の旭野神社 下麻生の山部神社へ渡御する
変わったところでは 宵宮の神事の際 稚児が神輿の下に入り横になってから出てくる場面がある
写真はH23年度とH25年度実施分が混在しています
宵 宮 (4/23)
奥:高木神社 中央:日吉神社 手前:八幡神社 |
稚児が神輿下で横になる(みあれの神事:神の子が生まれる様子) |
神事終了後 社務所で稚児を中心に直会 |
本 日 (4/24)
神 事
神主 巫女 役員が神事を執り行う (高木神社) |
役員・神主が拝殿へ (山部神社) |
神 事 (山部神社) |
直 会 (山部神社) |
帯の登場・シュウシ
七本帯が運ばれてくる |
境内の二ヶ所で「シュウシ」が行われる このころ雨がぱらつく |
雨足が激しくなり祭りの中止決定で祭の旗を降ろす |
帯掛ケンケト祭ののぼり |
お旅所への渡御
御輿渡御 |
強風のなか お旅所へ |
7本帯:丸帯を大きな太刀に吊るして運ぶ |
お旅所での神事 |
踊り
長刀振り:高木神社 |
七人子供:高木神社 |
長刀振り:山部神社 |
七人子供:山部神社 |