揚 矢 祭(ようやさい) 川田神社

                                                       H23.02.20
                                                       水口町北内貴


          川田神社の創建は社伝によれば垂仁天皇4年の御代(前29−後70)とされ 平安時代の延喜式神名帳に記載されている

          毎年2月20日は 伝統行事の「揚矢祭(ようやさい)が行われる
          揚矢祭は 祭神の天湯川桁命(あまのゆかわたなのみこと)が 垂仁天皇から鵠(くぐい:白鳥の古名である)の捕獲を命じられ
          出雲の国(現・島根県)まで遠征して 見事に捕らえて献上した という社伝に由来する

          古老や区役員が参列し 宮司のおはらいのあと「頭屋(とうや)」と呼ばれる射手二人が 石こうと紙でできた鵠を狙い2回ずつ矢を放つ




川田神社鳥居(勧請縄が残されている)
本殿は鳥居を潜って右手に鎮座する



石こうと紙でできた鵠



頭屋がお祓いを受ける



神職より弓と矢を受け取る頭屋



頭屋が矢を射る



頭屋が矢を射る



式が終わって社務所に引き上げる古老たち