栗東 常福寺のオコナイ

                                                          栗東 山入 常福寺
                                                          H23.02.03

                常福寺は浄土宗の寺で大日如来を本尊とし(ご開帳は33年に一度) 通称大日堂と呼ばれる
                旧正月の最初の丑の日にオコナイが行われる 現在は檀家8軒で 現在は「初丑」「遠忌」「オコナイ」が
                一緒に行われている

                前日に「花野菜」と呼ばれる作り物(カブラを土台に人参・牛蒡・麩 などで作る)四組と鏡餅本尊前に供える
                その後 住職の読経があり前日の作業はおわる

                本日は 大根の賽の目切りしたものと煮豆(生御膳)と丑の置物を供える
                導師による読経で「遠忌法要」が行われ 終わって「オコナイ」となる
                オコナイは僧侶の読経と共に 参列者が「鉦・太鼓」を打ち鳴らす  
                大きな音が出るほど無病息災になると云われており 邪気を祓うと信じられている

                こうした伝統が伝承されることに意義があり 継続してもらいたいものである




常福寺山門



花野菜を作る



本尊前に供えられた「花野菜」「鏡餅」「生御膳」「丑の置物」



読 経



遠忌法要



オコナイ「鉦・太鼓」を打ち鳴らす



オコナイの鉦・太鼓