宮 座 神 事
H22.10.10
信楽 朝宮 三所神社
朝宮茶で有名な信楽 朝宮にある六所神社で行われる 秋祭りである
神社創建は養老元年(717)と云われる
境内は県下でも珍しい 拝殿の両サイドに藁葺きの七棟の建屋(座)が並んで 宮座(村には七座がある)が行われる
各座には頭屋がおり 祭りの進行と自分の座の世話をし 献饌されたクルミゴンボーやお神酒を頂き供食を行う
拝殿で神事が行われ 「モッソー:別名クルミゴンボー(クルミと味噌を混ぜたもの・ソラマメを潰して白米と混ぜたもの・
白米だけのもの」と呼ばれるや「オト餅」「大餅」やその他のお供え物が献撰され 本殿内で各座の代表者によって相撲が
奉納される
相撲は組み合わず 両者対面した状態で「エイ・エイ」と掛け声を上げ 相手を天井高く持ち上げる
その後 「おんだのもちまき(本殿の周りを走りながら餅と小旗を撒いて行く)」があり 終わって 神輿が集落内へ渡御する
古式豊かな境内 両サイドの藁葺きは東北の職人さんによって行われる |
神事の開始 |
拝殿での神事 |
巫女の神楽 |
献饌 |
本殿に供えられた献饌の品々 |
モッソーと呼ばれるもの |
オト餅 |
大餅 |
五穀豊穣を祈願する米俵 |
餅撒き |
餅撒きは本殿の縁の置かれる |
撒かれた小旗 |
これから相撲奉納する各座の代表者 |
相撲奉納する人が本殿に拝礼 (行事役と薙刀を持った二人が付く) |
両者にらみ合った状態で両手を広げ「エイ・エイ」と掛け声をあげる |
相手の一人を高々と持ち上げる |
神輿に神遷し |
宮座内の様子 |
宮座内で行われる頭屋の引継ぎ式 |
神輿巡幸前 |
二基の神輿が境内で気勢をあげる |
集落内へ神輿の渡御 |
祭りには関係ないが丁度伊勢神楽の一行が集落を回っており 参道を歩いていた |