竹田神社 稲置神事(お千度)

                                                            H22.09.04
                                                            蒲生町鋳物師

         竹田神社は 古くは菅田神社と称していたようだが この地に遷座して地名をとり竹田神社と改められた

         9月4日は「稲置神事」とよばれるものがあり 秋の五穀豊穣を感謝する秋の祭事である
         少し変わっているのは 神社の氏子集団20組が神社社殿裏の「鎮守の森」に各組ごとに場所取りして 昼食を摂る

         午後1時になると 地下足袋姿の今年の当番組が 拍子木を叩いてお百度参りの触れをして 本殿に参拝した後 
         そのまま拍子木を打ち 「竹田の神社 大御神 ・・・・・・」と唱えながら本殿と拝殿の間を通り 一旦境内を出て再び橋を
         渡って 境内に入る これを100回行う
         この時唱える歌詞に「ナアーム アミダアーブ」という文言が入る
         これは神社と寺院が混合していた時代の「神仏習合思想」が残っているものと思われる

         老若男女が列をなして 一心にお百度を踏む姿は 忘れていたものを何か思い出させてくれる
 




次々とシートや食料品が運ばれてくる



昼食時には鎮守の森の中は多くのグループが賑やかになってきた



お百度の時 唱える音頭 行間に「ナアームアミダアーブ」とある



多くの村人がお百度参りを行う



音頭取りの15番組



拝殿に座った人が札で回った回数をカウントする



子供たちは無邪気に拝殿で遊ぶ