雷除祈願祭

                                              H22.06.01
                                              草津 上笠天満宮


       天満宮は菅原道真公を祭神とし 全国に多くの天満宮を有する

       菅原道真公が大宰府に流され 道真没後  道真追放に加担した藤原氏の関係者に事故が相次ぎ また天変地異で御所に
       落雷があったりして 大きな被害を及ぼした 
    
       道真没後40年を過ぎて建立された 京都北野天満宮では「火之御子社例祭(ひのみこしゃれいさい)」と呼ばれ 雷除けの御守り
       お札をお祓いして祈祷し 3万人を超すと予想される参拝者に授与される

       古代より雷の多い年は豊作が多く その反面それだけ雷の被害も多いところから その年の五穀豊穣と落雷が少ないことを祈願する
       現在では農業・林業関係者の他 電気工事者などの参拝者が多いとされる


        参考:三大天神 (防府天満宮 大宰府天満宮 北野天満宮)




天満宮本殿



祭りを伝える掲示物



雷除神符



神官により神事



本殿前で巫女の神楽舞



太鼓のリズムに合わせ湯立て神事



昔は神事が終わった笹と湯は各家庭に持ち帰り
笹は牛馬に与え 湯は飲んだと古老は言っていた