三雲 明喜神社のオコナイ

                                                  H22.02.13
                                                  湖南市三雲 妙感寺町 明喜神社


         明喜神社のオコナイは神社で行われるが 神職や神官はおらず「左座:ひだりざ」「右座」「中座」のそれぞれ
         の宮座の頭屋が祭りの役を担う

         「左座」は社務所で神饌などの準備を宮座のオトナ(長老)によって準備され 「右座」は頭屋宅で神饌の準備
         を行い神社まで太鼓を打ち鳴らしながらやってくる

         「左座」と「右座」には神饌の種類が多少違いが見られるが ほぼ同じである
         「中座」は赤飯が用意される

         神饌を供える時に「エトエトヤー」の掛け声と太鼓(鉦はない)が打ち鳴らされる

         一通りのお供えが終わったら各宮座毎に集まり 会計報告等もろもろの報告が行われたのち会食となる
         その間 拝殿では餅番をする「オトナ」は呼ばれるまで番をする

   
その後 本殿に飾られた松飾りを担いで町内を回って行事は終わる




豆腐を刻む



神饌の準備
刻んだ豆腐を大根をこま切りしたうえに十字に乗せる(ひすい)と呼ぶ



「おきょう」と呼ばれるオコワ



左座の神饌



「エトエトヤー」の掛け声で神饌を運ぶ



左座の鏡餅運び



左座のお神酒運び



左座の太鼓打ち



中座の神饌



左座の飾り松の運び込み



左座の飾り松の取り付け



左座の神饌



右座の一行が太鼓を鳴らしながら神社へ



右座の飾り松の運び込み



右座の神饌が運ばれる



左:右座の神饌 中央:中座の神饌 右:左座の神饌



右座の神饌



中央:中座の供物



長老による「般若心経」の読経



漆の木で拵えられた「ゴワサミ」と呼ばれるもので
牛玉宝印(ごおうほういん)を挟んだもので各家に配られる
苗代の水口に立て「イモチ病」予防に使用されていた



社務所(向かって左より右座・中座・左座の部屋)



左座の様子



中座の様子



右座の様子