神衣祭・忌火祭  御上神社

                                                H21.11.15
                                                野洲市三上 御上神社


        古くより11月15日は御上神社で神衣祭と忌火祭(お火たき祭り)が行われる
        (七五三と重なり本殿では神衣祭 拝殿では七五三が行われた)

        神衣祭は神さまの衣かえの儀式で
        絹地(八尺)を栗の皮を煮込んだ鍋で染め これを乾燥し裁断・縫製して神の御衣を作り 神様に奉る
        また 献茶も行われる


        忌火祭は忌火神が高天原から受伝えられた浄火を祭る祭典で
        宮司が潔斎して本殿内で燧石で火を鑚り 其の浄火を二本の青竹採火し 白衣に身を調えた二人の
        奉仕者により炎の先を合わせて 古式により楼門前に組まれた浄木に焚きつける
        傍らでは巫女による湯立ての神事が同時進行し 信者らは火の神の御徳を奉賛し 天下の罪穣れを祓い
        清める

        全てが終わると 「ふろふき大根」「湯立ての湯茶」が参拝者に振舞われる


 神衣祭



御衣



神官を先頭に



御衣の奉納



献茶式


 忌火祭



奉火を運ぶ



清められた護摩木を運ぶ



炎の先を合わせ楼門をでる



点火



右:巫女による湯立神事 
左:護摩木を参詣者が焚く



湯立て後の湯茶を配る



参詣者に振舞われる「ふろふき大根」



浄木焚きの残り