落神神社(おちがみじんじゃ)秋祭り
H21.10.20
日野町中在寺
日野町中在寺の落神(おちがみ)神社(昔は オンチチガミ神社と言われていた)の秋祭りで 祭神は女性の
神様(木花咲耶姫命:このはなさくやひめのみこと)であることから 別名「御乳の神」とも言われている
宮守が「もち米粉・酒・ミリン・砂糖」で作った乳状の濁り酒(?)を 氏子70名ほどが本殿に参拝したあと 宮守
から箸でつまんで貰い口にする(関係者によれば 乳が良く出るように神様からの乳として振舞われると・・・)
その後 狩宿(かりや)と呼ばれる膳の場(10人ほどが座れる)に 「黒塗りの椀に餅米のこわめし(椀の底に三個
上に三個の黒豆を置かれる)・なます・するめ・お神酒の杯」の膳が用意され 参拝者(氏子)はお神酒を頂き
しばらくして家に持ち帰る(神恩に感謝して自分もいただく相嘗(あいなめ)の儀式でもある)
式は午前6時頃から八時までで 氏子一戸一人がバラバラに参拝する
落神神社本殿 |
本殿に面して狩宿(かりや)と呼ばれる膳の場 |
乳状の濁り酒 |
乳状の濁り酒を参拝者に分ける宮司 参拝者はこれを口にする |
狩宿に用意された膳 |
参拝者はお神酒を頂く |
お神酒を頂きこわめしなどをビニールの袋に入れて家に持ち帰る |