へちま加持祈祷 (ぜんそく封じ)

                                                 H21.10.03
                                                 竜王町川守 龍王寺

           和銅3年(710)行基よって建立された雪野寺を前身とする 龍王寺は7世紀から8世紀の遺跡が見られる
           龍王寺は雪野山の裾野にあり 毎年15夜の中秋に行われる「喘息封じ」の寺として信仰を集めている
           午前4回 午後4回の加持祈祷が行われ ヘチマに病を閉じ込め 祈祷後に信者にヘチマとお札を与えるので
           「へちま封じ:喘息封じ)と呼ばれている
           山門には竜王町の特産品が販売されていたが 昨夜の雨で参拝者の出足は悪いようであった




雪野山の裾野に位置する龍王寺



祈祷の申し込み



住職による祈祷



喘息糸瓜加持修行の札



加持祈祷が終わり信者にお札を渡す



信者は「へちま汁」を頂く
        へちま汁は へちまの茹で汁を住職が何日間も祈祷し 
      その中に 若いへちまを細かく刻んで混ぜあわせたもの




境内に栽培されている「ヘチマ」



山門前の広場では特産品の販売がされている