宮送り神事
H21.09.28
土山:大河原 若宮神社
祭りの起源は定かではないが ここ若宮神社の大祭で「宮迎え神事」と「宮送り神事」がある
28日の早朝4時30分頃に神主が身支度を整え 榊と提灯を携えて 境内に設けられた120個ほどの
「立砂」をならした上を藁草履で渡り 野洲川を渡って山へ向かう
再び神社へ戻り 砂の上を渡って本殿へ上がる
砂の道の両サイドに陣取った参拝者は 競って神主が通った砂を集めて自宅に持ち帰り 敷地の清めに
使用する
滋賀・三河・三重・大阪など熱心な信者が多く 前日の夜から徹夜で28日の神事を待っていた
(夜食の接待があった)
来月(13日)には「宮迎え神事」がすぐに行われるそうである
本殿へ続く「立砂(盛砂ともいう)」 |
鳥居から続く「立砂(約120山)」と場所を確保した敷物の列 |
神主が出てくるのを待つ参拝者 |
本堂前で鈴を鳴らす布紐を左右に分け結び 「立砂」などの手直しして 「本神主」の出る準備を整える |
榊と神饌のカツオ (蒸したもので宮送りの時は腹が表を向く 宮迎えは逆に供えるそうである) |
信者の見守る中で 山へ向かう身支度を整える神主 神主は「本神主」「脇神主4名」「旧神主:指導者」の7名 |
神主が通る前に「立砂」を熊手で均す |
本殿を出て山へ向かう神主 |
信者の拝む中を山へ向かう神主 |
神主が歩んだ足跡 (足跡の砂が一番清いとされ参拝者はこの砂を取り合う) |
山から戻る神主を待つ信者たち |
神主が再び戻ると信者は競って砂を集める |
本殿での読経が終わった後 役員の直会 |